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打率よりも打点よりも もっと大切なコト「私…OPS好き…」

こんにちわ、野球大好きブロガーふみです!

甲子園が始まって本日も順調に試合を消化していきましたが何といっても今日の注目は

大阪桐蔭ー作新学院のカードでした。

優勝候補筆頭の大阪桐蔭がデータ的にも圧倒的有利は揺るがないのですが、おもしろかったのは作新学院の投手交代のタイミング。

大阪桐蔭が打者2巡目に入る3回の先頭から投手を高山→佐取へ交代。これが当たって1-0のまま投手戦がつづきました。

そして打者4巡目に入るところで佐取→林へ交代。

結果的に林投手が追加点を取られることになりますが、これ戦術的には正解なんですね。

このあと説明するOPSですが、打者3巡目に入ると打者の目が慣れて跳ね上がります。

つまり、失点のリスクが跳ね上がります

作新学院の監督さんはこのデータ知ってたんかな?データ派としては唸る采配でした。

この夏は打倒大阪桐蔭に各チームが挑んでいきますので普段とは違った戦いが見れるかもしれません。

では本題

先日の甲子園開幕直前!データを用いて注目選手を徹底分析する~打者編~OPS等のデータ指標を用いて有力選手や裏注目選手を紹介しましたが

「OPSって何?」って声が多かったので説明したいと思います。

そもそもOPSって何?

はじめに

OPSとは打者の攻撃力を図るデータで

出塁率+長打率を足したもの。

以上です。

これはデータさえあれば簡単に出せる

出塁率と長打率を使用しているのでお手軽なデータとなっています。

OPSが重要視されるようになった背景

いつの時代も3割打者は優秀です。

しかし、2000年ごろから大リーグでその考えに疑問がでてきます。

3割打者も優秀だけど「打率2割5分でも出塁率3割5分の打者も優秀じゃない?」という考えに変わってきました。

さらには「打率もやけど長打率も評価しないと」という風潮に。

その中心にいたのがアスレチックスのビリー・ビーンという人物です。

彼の仕事は球団予算が大リーグ最低クラスのアスレチックスの成績をお金をかけずに上げることです。

そのビーンが重要視していたのが出塁率であり、長打率そしてOPSだったんです

当時はこれらを用いて評価するのは一般的ではなく、「打率」「本塁打」「打点」「盗塁」などが選手の価値を評価する一番の基準でした。

しかし、ビーンは

「チーム打率がいちばん高いチームが一番得点力のあるチームではない」

というのをわかっていたので、得点に一番関係ある「出塁率」「長打率」「OPS」を重視しました。

比較的簡単に求まる数値でありながら、得点との相関性が高い点にある。2000年から2004年のMLBのデータを基にすると、各指標の得点との相関係数は打率が0.849、出塁率が0.910、長打率が0.913なのに対し、OPSは0.955にも達する。日本でも1980年から2010年のデータで得点と打率との相関係数が0.776なのに対し、OPSとの相関係数は0.941に達している

引用:wikipedia      https://ja.wikipedia.org/wiki/OPS_(%E9%87%8E%E7%90%83)

この難しすぎる仕事をビーンは華麗にこなし、アスレチックスは大成功します。

しかも数年にわたり当時メジャー最強チームのヤンキースと同程度の成績を収めることに成功したんです

この一連の流れは「マネーボール」という本になり映画化もされ大ヒットしています。

OPSの有用性

  • 比較的簡単に計算できる
  • 打率よりも得点に直接結びつく
  • 今まで評価されていなかった選手が評価される

 

打率よりはOPSの方がはるかに得点との関係性が高く実用的です。

古い記録ですが1987年広島の正田選手とランス選手

本塁打0の首位打者と打率最下位のホームラン王が出た極めて珍しい年です。

正 田 打率333(393-131) 0本26打点 出塁率.387 OPS.792

ランス 打率218(403-88) 39本83打点 出塁率.323 OPS.859

従来なら打率3割の選手は有能でしたが、OPSではランス選手が上です。

このことから打撃面においては打率333と打ちまくった正田選手よりも、打率も低く三振も多い穴の多そうなランス選手の方が優れていました。

OPSの弱点は?

  • 打撃面のみで走塁面は考慮されない
  • 出塁率の評価が低め

OPSは走塁無視のため攻撃力と直接結びつくというより

「打席内での能力」を数値化しています。

同じ出塁しても足の速いランナーなら次々と次の塁に進むので、足の遅いランナーと速いランナーの評価基準が同じなのは純粋な攻撃力を示しているとは言えません。

出塁率を高く評価し、最近よく使われる指標にwOBA(Weighted On-Base Average)

という指標がありますが、精度は高いですが計算が複雑すぎて眠たくなります。

OPSの目安は?

OPSは

パリーグ平均が.729

セリーグ平均が.714

目安としては

1.000以上 球界を代表する超一流選手

.900    一流選手

.800    平均以上の選手

.700    平均の選手

.600    平均以下の選手

OPSが1.000を超えるとこれはとんでもないことでイチロー選手は日本時代も大リーグにわたってからも超えたことはありません。

大リーグで一番良かったのが

2004年 .869(262安打のメジャー記録を達成した年)

なのでいかに.900の壁が厚いかがわかります。

2018年のプロ野球

では実際に今シーズンの打撃成績を2018年8月6日現在のセリーグで見てみます。

広島           打率264 OPS793 得点479

巨人   打率260 OPS728 得点447

ヤクルト 打率265 OPS753 得点425

阪神   打率247 OPS682 得点351

中日   打率264 OPS698 得点402

DeNA      打率264 OPS703 得点371

打率トップのヤクルトの得点は3位。広島はOPS1位で打率2位で得点は1位

それと気になるのが打率は広島と並ぶ中日とDeNAはOPSの差が響き得点差はそれぞれ77点と108点

いかに打率よりOPSの方が得点と関係あることがわかります

個人で見ると

パリーグ  打率   OPS

柳田(ソ) 348   1.054

近藤(日) 344     .995

秋山(西)    330            .962

浅村(西)    315            .920

吉田(オ)    309            .920

柳田選手が優秀な数値を残しています。打率が高く長打が多いのでここは納得です。

セリーグ   打率   OPS

平田(中) 332    .858

坂本(巨) 328    .933

鈴木(広) 324     1.062

宮崎(D)  318    .890

丸  (広)  317       1.152

セリーグでは打率1位の平田選手がこの5人の中でOPSが5番目

一方打率5位の丸選手がOPS1位になりました。

これは2002年に打率334 本塁打50 打点107を記録した巨人の松井選手と全く同じです。

松井選手はこの年がキャリアで最もOPSが高く、翌年からヤンキースでも活躍しました。

タイプは違いますが、すでに松井選手に匹敵する攻撃力を持った選手だということです。

歴代でも22位の記録なので今年の丸選手がいかにとんでもない活躍をしているかがわかります。

広島は鈴木選手も1.000を超えているので広島が強いのも納得ですね。

まとめ

いかがでしたか?OPSは走塁を考慮しないなど弱点もありますが、簡単に計算できて選手の攻撃力を図ることができるデータです。

まだ高校野球やプロ野球では中継で出塁率や長打率はほとんど出ませんので早くデータが浸透してより選手の特徴がわかる野球中継になってほしいと思います。

それだけではなくてOPSを含めほとんどのデータを統計で出したのは野球には縁のなかった理系の天才たちです

野球の見方が変わったり、今まで興味がなかった客層もこういうデータなどを使って取り込めたら野球界はもっとおもしろくなると思うんですよね。

中継でもデータの方もっと出してください。お願いします!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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