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結城海斗投手マイナー契約おめでとう!マイナー組織ってこんなとこ!

こんばんわ、ふみです!

16歳の結城海斗投手が日本人として最年少でメジャー球団とマイナー契約を結びました。

契約金は32万2500ドル(約3500万円)と発表され、今後正式にアメリカに渡り、マイナーリーグでの育成プログラムを受けます。

マイナー契約の報道後様々な意見が出ましたが、世代が上になるにつれ

「厳しいんじゃないか」「無謀だ」「高校野球も経験していないのに通用するわけがない」

といった意見があるなか若い世代は

「がんばってほしい」「中卒でアメリカにわたるとかスゲー」「活躍を期待しています」

といった意見も多く

「若い人の決断を素直に応援できひん大人にはなりたくないなー」と思ってしまいました。

ではまだまだ大人になり切れないメジャー大好きなふみが

結城投手の挑戦するメジャーリーグのマイナー組織について解説します。

マイナーリーグはピラミッド型の生存競争が待っている

まずは日本のプロ野球のシステム

日本のプロ野球では毎年11月にドラフト会議があって有望なアマチュア選手を各球団7~8人指名してプロ野球選手が誕生します。

プロ野球にはどのチームも2軍(3軍まであるチームもあり)まであり、1軍で活躍できるようにそこで選手育成を行います。

これはファームと呼ばれ、まさにファーム(牧場)で育てるという感じです。

しかし何人でもプロ野球選手になれるわけではなく、1チーム70人しか登録できないので、プロ野球選手と呼べるのは12球団あるので840人です。

人数に限りがあるので毎年入ってくる選手の数だけ出ていく選手。つまり引退を余儀なくされる選手がいます。

これが日本のプロ野球のシステムです。

メジャーリーグのシステム

これがメジャーリーグの場合だと6月にドラフト会議があって40人から50人指名される+今回の結城投手のようにアメリカ国外の有望な選手と契約するためさらに数は増えます。

チームの数も多く、日本は2軍までですが、メジャーリーグは

  1. AAA(トリプルA、3A)
  2. AA(ダブルA、2A)
  3. アドバンスドA(シングルA、A)
  4. クラスA
  5. ショートシーズンA
  6. ルーキー・アドバンスド
  7. ルーキーリーグ

7チームがピラミッド型にクラス分けされ、頂点であるメジャーリーグに上がるための生存競争になっています。

結城投手の場合はまず一番下のルーキーリーグからスタートし、メジャーリーグを目指します。

「5~6年でメジャーにあがりたい」と結城投手も言っています。

目安としては1年で1つずつ上がれたらいいので、7年後の23歳くらいでメジャーまで上がれたらいいと思います。

日本と比べてレベルは?

AAAで日本のプロ野球と一緒くらいだと言われています。

AA=プロ野球一軍レギュラークラス

アドバンスドA=プロ野球二軍

ショートシーズンA=大学、社会人ドラフト上位指名クラス

ルーキー・アドバンスド=大学・社会人ドラフト候補・高校トップクラス

ルーキーリーグ=高校ドラフト候補

あたりを参考にしてください。

ただ、あくまで目安でAからAA、AAAを飛び越えてメジャーリーグで活躍したりする例がけっこうあるので、すでに選手としてはある程度完成されているが、メジャーリーグのチーム事情で上がれていないだけの実力者もけっこういます。

大谷選手とチームメイトのマイク・トラウト選手は2011年AAで大活躍し、19歳でメジャーデビューした。

2011年は、打率.220・5本塁打で活躍できずに終わりましたが、2012年AAAでスタートし、4月途中からメジャーリーグに昇格

打率.326・30本塁打・83打点・OPS.963と歴史に残る大活躍をしました。

これはエンゼルスのマイク・トラウト選手の2012年新人時代の成績でまだ21歳のシーズンです。

勝利への貢献度を示すWARというデータ指標がありますが、この年のWARは10.7

イチロー選手の過去最高WARがメジャー新記録の262安打を記録した2004年で9.2

日本人史上最高の選手でマイナーリーグ上がってきたばかりの選手に勝利への貢献度で負けています。

「WARってそんな重要なデータなん?」って声も聞こえてきそうですが、近年MVP(最優秀選手)はほとんどWARの1位からでています。

実際にこの数字が高ければ高いほど選手の価値は高いと言っても過言ではないデータなんですね。

このようにトラウト選手のようにデビュー時には活躍できませんでしたが、きっかけをつかめば大成功するだけの実力はすでに持っている選手もいるんです。

ここまでの例はまれですが、日本より確実にレベルの高い環境でプレーしていると言えます。

これから待ち受ける問題点は本当に問題か

日本とはあまりにかけ離れた環境でプレーするのではとの見方があります。

「日本と違ってちゃんと指導されない」「日本の高校の方がよい練習環境」

「移動が大変」「コミュニケーションが取れない」

こういった声がネット上でも出ていましたが、上2つについては完全に間違っています。

まず日本の高校の方がよい練習環境は大間違いです。

近年マイナー選手には専用の練習施設が用意されているケースがほとんどで、大谷選手がエンゼルスに移籍したためエンゼルスのメジャーキャンプ(シーズン前の集中してトレーニングする期間)の映像でよく流れていましたが、使用したトレーニング施設はキャンプ終了後はマイナーの選手が使用します。

今回のケースですと結城投手は育成プログラムのため数か月をロイヤルズのキャンプ施設で過ごし、その後ルーキーリーグに参加します。

つまり、世界最先端の施設で野球だけに集中できる最高の環境を提供されます

ちゃんと指導されないとの意見もありますが、それは指導方法の違いで個性を大切にするためです。

日本の手取り足取り教える指導方法もあるレベルまでは有効だと思いますが、マイナーリーグのようにアドバイスをする程度であとは自分で考えて練習しないと、トップクラスにはなれません。

自分で考えて行動するのは投手としては当たり前のことなので、日本式の練習方法に染まる前の16歳でアメリカに行くのは高卒で行くよりも逆にアドバンテージになる可能性もあるんじゃないでしょうか。

移動が大変、コミュニケーションが取れないはその通りだと思います。

移動は距離が長いうえにバスで疲れるのは有名な話で飛行機での移動時もエコノミークラスです。

190㎝100㎏を超える大柄な選手も多い中エコノミークラスの移動は辛いんでしょう。

コミュニケーションに関しては日本人だけでなく中南米の選手も英語が話せないことがほとんどですので、年齢を重ねることで解決されるでしょう。

イチロー選手なんかは英語だけでなく渡米後スペイン語もマスターしているので、キューバ、メキシコ、ドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコといった中南米系の選手からも尊敬されています。

必要に迫られれば人間は成長するので大丈夫でしょう。

本当の問題点

それよりも気になるのは薬物です。

マイナーリーグが過酷なのはわかっていただけたと思いますが、様々な人種や文化を持った人間が集まっているためにストレスも一般人では信じられないレベルでしょう。

過去にも多くの有望な選手が薬物に手を染めたり自殺未遂をしています。

有名なのは元レンジャーズのジョシュ・ハミルトン選手。

全米ドラフト1位指名(メジャーリーグの球団がその年に1番いい選手と評価したアマチュア選手)を受けますが、ストレスやプレッシャーに負けて

アルコール依存症コカイン中毒になり、出場停止処分と更生施設への入所を余儀なくされます。

その後更生できず薬物検査に再度引っかかり一度は追放処分を受けますが、処分が解除されデビューした翌年に打点王(2008)そしてMVP(2010)も受賞しました。

あまりにも環境が違うので日本と同じようにいかないこともあるでしょう。

中南米系の選手は一攫千金を夢見てメジャーリーグの世界に飛びこんでくるので、蹴落としあいの生存競争も待っています。

中南米系の選手は薬物にはまってしまう選手も一定数はいます。

様々な壁があるでしょうが、野球ファンとして応援しています。

まとめ

これから夢と希望に満ち溢れた冒険が結城投手には待っています。

それ相応の困難も待ち構えていますが、大人としては若い人の挑戦を背中を押して送り出し、失敗しても日本球界が迎え入れてあげればいいと思います。

「甲子園よりアメリカで野球がしたい」

会見でのこの一言で応援したい気持ちが一層強くなったので今後も注目していきたいと思います。

がんばってください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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